理念

理念

 理念とは「玉光神社とは何か」という「原点」を示し、向かうべき「究極の目標」を定めたものです。これからのすべての玉光神社の活動は、この理念の実現に向けて行いたいと思っています。

玉光神社は、御神意実現のため、一人ひとりが神と出会うことを目指すとともに、神々の協議の場であるお祭りに奉仕する。

 「神と出会う」ということが「救い」です。その「出会い」は、神秘的な体験だけではなく、教えや祈りによる救い、または生活の中での気付きなど、多様です。その「出会い」によって一人ひとりが成長して幸せになり、他者や社会に役立つ働きをすることができると考えています。

 「御神意」(神様の御意思)は計り知れませんが、その「救い」を積み重ねることと、私たちには計り知れない神様の御働きがあるお祭りの場にご奉仕することが、「御神意」の実現につながると考えて、これを定めました。



信徒信条

  • 私たちは、玉光大神様を信じ敬い、感謝し、神様による救済があることを信じ、祈ります。
  • 私たちは、『十五条の御神訓』に向き合い、神様とのつながりをもって生きる道を目指します。

 『教祖自叙傳』* に記されている、教会設立奉告祭** の後に玉光大神様からいただいた御神言と、玉光大神様の御降臨のはじめから教祖・本山キヌエに与えられた「祈り」という役割を重く受け止め、信者の基本姿勢(信徒信条)として、これを定めました。

 「神による救済」には、個人的な救いから、社会や民族・国家・霊界などの救いまでが含まれています。また、初代宮司・本山博が玉光大神様から直接賜った『十五条の御神訓』が、私たちにとって御神意を知る上で、最も重要な教典であると考えて、信条に加えました。

 * 本山キヌエ『玉光神社 教祖自叙傳』本山博編集、1975年、宗教心理出版
 ** 玉光神社の前身は「扶桑教・玉光教会」であり、当時は「教会」と呼称していました。奉告祭は1937年(昭和12年)に明治神宮の裏参道に教会を設立した際に行われました。